気温が高くなり、汗をかく量も増えるこれからの季節。
汗をかく量が増えれば、当然水分を摂る量も増えるわけですが…。
そんな時に気をつけたいのが飲料の飲みすぎによる糖分の摂り過ぎ。
運後後や暑い時に糖分の多いスポーツドリンクなどをがぶ飲みする習慣がある人で、
のどが異常に渇いて多量の水分を摂りたくなる、急激な体重の減少などの症状が出た場合、
ソフトドリンクケトーシス(別名ペットボトル症候群)の疑いがあります。
これは急性の糖尿病のことで、重症になると意識障害を起こすこともあり、危険です。
今のところ仕組みについては正確には解明されていませんが、
ソフトドリンクなどをたくさん飲み続けて血糖値が高くなると強い渇きを感じ、
尿の量が増え、それが元でさらに飲み続けるために高血糖が進んでしまい、ここに悪循環が生じます。
糖分の代謝を促すインスリンの効果やこの分泌が低下して、ケトン体と呼ばれる物質が血液中に増えてしまいます。
このケトン体が増えすぎてしまうことにより、意識障害を起こしたりするのです。
このソフトドリンクケトーシス、若い肥満気味の男性に多くみられていますが、
中高年にも起こることがあるそう。
脱水症状を起こさない注意と、インスリン注射による高血糖の症状の改善が必要となりますが、
インスリン治療を継続して行うことは稀で、食事や運動療法で制御することが可能です。
いずれにしても清涼飲料水の多量摂取をなるべく避けることが重要です。
更に、子供のこういった飲料の摂り過ぎにも注意しましょう。
市販のジュースやスポーツドリンク類は意外に糖分が多いものです。
水分を摂る際には十分注意しましょう。

2009年4月20日更新