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流行病 アーカイブ

2007年12月04日

インフルエンザのこと正しく知っていますか?

Q:インフルエンザと普通のかぜ、どう違うの?

インフルエンザと普通のかぜとは、原因となるウイルスの種類が異なる、まったく別の病気です。
通常の「かぜ」(普通感冒)はのどや鼻に症状が現れるのに対し、インフルエンザは急な発熱(多くは38度以上の高熱)が特徴です。
さらに、倦怠感、筋肉痛、関節痛などの全身症状も強く、これらの激しい症状は通常3~4日間ほど持続した後、通常は1週間程度で治癒すると言われています。しかしながら、特に65歳以上の高齢者がかかると重症化の可能性が高く肺炎など合併症を併発することが多く十分な注意が必要です。また、新型インフルエンザについてですが、A型のインフルエンザウイルスは元々カモのような水鳥が持っているインフルエンウィルスであり、現在ヒトの世界で流行しているウィルスも、そのごく一部がヒトからヒトへ感染する能力を獲得したものです。新型インフルエンザとは、過去十年間にヒトが経験していないインフルエンザウィルス
(注1)が、ヒトからヒトへ感染し(注2)、流行を起こしたとき、これを新型インフルエンザの流行と呼びます。(注)ヒトが経験していないHAまたはNAの血清亜型(注2)現在ヒトの間で流行しているA型のインフルエンザウィルスは2種類であり、A/H1N1亜型はAソ連系、A/H3N2亜型はA香港型と呼ばれています。

Qインフルエンザにかからないようにするにはどうすればいい?

インフルエンザを予防するには下記の対策をおすすめします。予防接種を受ける人ごみを避けるマスクを着用する栄養と休養を十分にとる適度な温度、湿度を保つ手洗い、うがいをする

★家族がインフルエンザにかかったら、発病者はマスクをかけ、他の家族に感染させないように心がけましょう。また、時々部屋の空気を入れ換えてください。空気がこもっていると、ウィルスが比較的長い時間空気中を漂っていることがあります。

※ハイリスク群に限り、予防として承認された効インフルエンザウィルス薬があります。

Qワクチンはいつごろ接種したらいいの?

インフルエンザワクチンは接種してから実際に効果を発揮するまでに約2週間かかります。ワクチンには2回接種法と1回接種法(中学生以上は1回でもよい)があり、2回接種する場合、2回目は1回目から1~4週間あけて接種します。流行期間が12~3月ですから、11月中旬ごろまでは接種をおえておくより効果的でしょう。また、流行してからの接種は抗体価があがるまでに感染する危険性がありますが、抗体価が上昇していれば症状がその分軽くなります。65歳以上はワクチン接種に一部公費負担がされるようになりました。(補助額は各自治体により異なります。)ワクチンを接種したのにかぜをひいたのはどうして?インフルエンザのワクチンは普通の「かぜ」(普通感冒)に効果はありません。しかし、健康な成人のインフルエンザに対してワクチン株と流行株が一致した場合のワクチンの発症予防効果は70%~90%と高い効果が認められています。また、ワクチン接種は高齢者の死亡の危険を約80%減らすなど重症化を防止する効果もあります。

Qインフルエンザの治療法とはどのような治療法ですか?

インフルエンザウイルスの増殖を阻害するA、B型にのみ効果がある抗ウイルス薬が開発されました。吸入薬と経口薬、小児用のドライシロップが使用できます。A型にのみ効果がある抗ウイルス薬の経口薬もあり、いずれも健康保険が適応されます。一般の薬局や薬店では買えませんので医師に処方してもらいます。「インフルエンザかな?」と思ったら早めに(48時間以内の治療開始が効果的といわれています)医師の診断を受けましょう。

2007年12月09日

ノロウイルス

ノロウイルスなどの病原体による感染性胃腸炎が今冬も流行していることが、国立感染症研究所感染症情報センターが調べ、判明したようです。

5歳以下の子どもが全体の6割、例年より多いペースで増加傾向にあるようです。

感染性胃腸炎は、保育園などを中心に秋ごろから増え始めているらしく、10月初旬に週1万人弱だった患者数は、今月中旬(10~16日)には週5万8352人を記録。全体の患者数はこの7~8倍にのぼると推定。大流行した昨年の同時期より少ないものの、例年同時期よりもかなり多いというデータがあります。

実際、当家の場合、現在4歳の次女も今年、すでにかかっています。大事には至らなかったものの、感染症は家族全員がかかってしまう恐れもあるので、働くママの身にとってものすごく怖いです…。

インフルエンザにしろ、とにかく病気にならないための予防が重要、日ごろから体調管理には気をつけたいものです。

2008年01月28日

新型インフルエンザ、大流行の兆し

各メディアなどで新型インフルエンザ大流行する可能性が示唆されているという報道がなされています。
ここ数年、鳥インフルエンザが人間に感染する症例の報告が増えているといいます。
今回、新型インフルエンザへの変異が恐れられているのが「高病原性H5N1強毒性鳥インフルエンザ」です。この高病原性、と名のつくウイルスは致死率が高く、全身感染をもたらし、死者、重傷者が増えることが予想され、怖いウイルスです。

新型インフルエンザは、鳥やその他の動物のインフルエンザウイルスが突然変異を起こし、発生します。
このインフルエンザウイルスに対して人類ほとんどが免疫を持たないため、感染力が強く、国内だけでなく世界中で大流行する可能性があります。
鳥のウイルスが人間に感染するには、そういった能力をもつ必要があるのですが、鳥や動物、主に鳥類から人間へ感染し、そのウイルスが人間から人間に感染する際にもヒトインフルエンザからその能力を得なければなりません。

新型インフルエンザが発生したのは今回が初めてではありません。
1918年~1919年のスペインかぜの代表的が代表的ですが、当時第二次世界大戦中だったにも関わらず戦争で亡くなった人より、この新型インフルエンザウイルスによって死亡した人数の方が圧倒的に多かったことをとってみても、どれほどの猛威だったかがわかります。
世界の人口の25~30%の人が感染、およそ4000万人が死亡しています。
驚くべき数字です。
その後、57年アジアかぜ、68年には香港かぜ、77年「ソ連かぜ」などが知られています。

現在のところ、新型インフルエンザに対抗する抗インフルエンザ薬はなく、現在備蓄されているワクチンが効かないことも考えられます。
ウイルスがどんな性質を持ち、また感染した場合どんな症状が現れるのかすら分からないのが現状です。
自然災害という認識でも大げさではないかもしれません。

そういった点から予防策を徹底する必要性があると考えられます。
手洗い、うがいをしっかりすることをはじめ、マスクをする、流行している地域はもちろんのこと、なるべく人の集まる所への外出を避ける、睡眠をしっかり摂る、体力、抵抗力を高めるために栄養面に特に気をつけ、ビタミン類やミネラルをバランスよく摂取し、基礎代謝をあげるなど、普段の生活の中で個々が気をつけていくことが重要ではないでしょうか。

また、情報にも敏感でいることが必要です。
各メディアや、HPなどでも新型インフルエンザについての情報がたくさんありますので、それらを参考にするのもいいかもしれません。


厚生労働省 
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/index.html
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/02.html

外務省
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/kansen/influenza/

WHO(世界保健機構)がパンデミックフェーズを定めています。
こちらの最新のフェーズ情報を小まめにチェックするなども有効です。
http://idsc.nih.go.jp/disease/influenza/05pandemic/0511phase.html

この記事は、ロハスメディカルvol28 2008年1月号、厚生労働省HPを参考にし、作成しています。

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