いよいよメタボ健診の実施が近づいてきていますね。
皆さん、対策は万全でしょうか?
健診に該当しない方も、そろそろ薄着の季節。
冬にあまり動かなかったり、体を甘やかしてしまっていませんか?
今回は、特に女性の太る原因にスポットを当ててみようと思います。
女性特有の三大症状、むくみ、ゆがみ、便秘。
実は、これらの症状がダイエットのジャマをしてしまうんです。
まずむくみについて。
女性は筋肉の量が男性に比べて少ないため、老廃物を心臓に送り返す静脈やリンパの力が弱く、
体内に余分な水分を溜め込みやすい体質なんだそうです。
水分や老廃物が体外に排出されなければ当然、体内に溜まってむくみを引き起こします。
さらには、そのたまった水分、老廃物が脂肪細胞と結合し、セルライトを生成してしまうことも。
それによって、むくみもますます悪化、基礎代謝が落ちてしまい痩せにくい体を作ってしまうことになります。
続いてゆがみについて。
女性の骨盤は出産に備え、柔らかく出来ているためゆがみやすいと言われています。
骨盤がゆがみにより自律神経に影響を与えてしまいます。
自律神経が冒されると、体の代謝機能を低下させ、結果痩せにくい体に。
自律神経は内蔵機能、体内の代謝に深く関わりがあるため、
細胞の働きを低下させてしまい、太りやすい体にもしてしまいます。
最後に便秘。
これは多くの女性が悩んでいる症状ではないでしょうか。
そう言っている私もそのうちの一人で、結構深刻な症状になることもしばしば。
なぜ、女性には便秘が起こりやすいのでしょうか?
それは女性ホルモンであるエストロゲンが原因。
エストロゲンは腸の働きを低下させる働きがあるのです。
妊娠中は特に便秘が起こりやすくなります。
経験された方も多いかと思いますが、早産を防ぐためにエストロゲンが子宮を刺激しないよう
腸の働きを抑えてしまうため、結果便秘が起こりやすくなります。
ストレスによって、交感神経が優位になっている状態だと腸はうまく働きません。
便秘が解消されず、習慣的になってしまうと全身の代謝機能も低下してしまいます。
さて、太りやすい体を作ってしまう女性特有の体内機能についてわかったところで、
それらを解消し、うまく痩せやすい体を作っていく方法を考えてみましょう。
まずはゆがみを解消!
自分でゆがみチェックを行ってみましょう。
うさぎ飛びの要領で、しゃがんだ姿勢をとり、膝を大きく左右に開いてください。
この時、左右両膝の高さが同じであれば、骨盤の位置が正常ということになります。
逆に、不ぞろいなら骨盤がゆがんでいるということ。
左の膝が下がっていれば左の骨盤が、右の膝が下がっていれば右の骨盤がゆがんでいます。
ゆがみ解消には体の中心ラインである「正中線」をまっすぐにする必要があります。
この正中線、人間の体の全身の機能を司る自律神経ラインと重なっています。
この正中線がまっすぐであれば、脳から分泌されるホルモンと神経の相互作用がスムーズに行われます。
すなわち、ゆがみや便秘の解消につながります。
ゆがみを解消するには日ごろの生活習慣も重要になってきます。
ゆがみ解消のために骨盤体操等を行っても、
普段の姿勢が悪ければ効果は現われてきません。
デスクワークの人は、猫背になっていないでしょうか?
背もたれにもたれかかって楽な姿勢を長時間続けると、体はゆがむ一方です。
さらに、癖になっている人も多いかと思いますが、
足を組むのもゆがみにつながりますので、注意が必要です。
次はむくみ解消についてです。
むくみの症状、実は女性の月経のサイクルと大きく関わっています。
俗に、排卵後の黄体期と呼ばれる排卵から月経までのこの時期はむくみやすいと言われています。
排卵日に卵胞ホルモンの分泌がピークになると、それ以降は黄体ホルモンの分泌が増加します。
黄体ホルモンは水分を体内に溜め込む働きがあり、体重で言うと2~3kg増加することもあります。
月経が来ることによりむくみの症状もなくなっていきますが、
この時期ついイライラして甘いものなどを大量に摂取してしまうと太る原因になってしまいます。
また、食事の面でも改善方法があります。
タンパク質が不足してしまうと、血液内の一部の血漿が濃度が濃くなってしまいます。
そうすると、血管内の浸透圧が働かなくなり、余分な水分を体外に排出することが出来なくなってしまいます。
=体はむくんでしまいます。
タンパク質の多く含まれる肉、魚、大豆などの食品を積極的に摂るようにしましょう。
また、体内の余分な水分を排出してくれる効果のあるカリウム、マグネシウムを含む果物類、
代謝をよくする背の青い魚などを食べるようにするとさらに体内の余分な水分を取り除くことができます。
そして、冷えはむくみ症状を引き起こす原因になります。
体を温める効果のあるネギやショウガなども一緒に食べるとよいでしょう。
さらに、むくみの原因である筋肉不足を解消するため、適度な運動を心がけましょう。
入浴時間を上手に利用して血液とリンパの流れを促しましょう。
血流をよくするにはぬるめのお湯にゆっくりと浸かりましょう。
保温効果のある入浴剤を使うなども有効です。
浴槽の中では、冷えやすい足のマッサージなどを行うのもお勧め。
お風呂からあがったら温まった足を冷やさないような工夫も必要です。
水分の摂り過ぎはもちろんNGです。
デトックス効果があるのでは?と水ばかり大量に飲むのは考えもの。
20~30歳代は代謝が落ちるので、水分を摂り過ぎるとむくんでしまいます。
最後に便秘解消についてです。
便秘解消=食物繊維というのは多くの方がご存知かと思います。
これらが多く含まれる食材の主なものには、
玄米、胚芽パン、全粒粉パスタなど未精製のものは食物繊維が豊富です。
そして、また女性ホルモンが影響してくるのですが、子宮を守るための働きにより、
大腸のぜん動運動を抑えてしまいます。
女性はもともと腸の働きが弱いもの。
ダイエットなどによる食事量の減少で、便の材料が少ないというのも理由の一つ。
朝、きちんとトイレにゆっくり座る時間を作ることも重要。
また、朝食をとることにより、胃に食べ物が入り、腸が動き始めます。
時間がないからという理由で朝食を抜いたり、トイレタイムをとらないというような
習慣がある場合は、見直す必要がありそうです。
また、腹式呼吸や腹部のマッサージ、適度な運動も効果があります。
どうしても、という時にはサプリメントの力を借りるのもよいでしょう。
これらの症状を上手に改善して、痩せやすい体を作りましょう。
