各メディアなどで新型インフルエンザ大流行する可能性が示唆されているという報道がなされています。
ここ数年、鳥インフルエンザが人間に感染する症例の報告が増えているといいます。
今回、新型インフルエンザへの変異が恐れられているのが「高病原性H5N1強毒性鳥インフルエンザ」です。この高病原性、と名のつくウイルスは致死率が高く、全身感染をもたらし、死者、重傷者が増えることが予想され、怖いウイルスです。
新型インフルエンザは、鳥やその他の動物のインフルエンザウイルスが突然変異を起こし、発生します。
このインフルエンザウイルスに対して人類ほとんどが免疫を持たないため、感染力が強く、国内だけでなく世界中で大流行する可能性があります。
鳥のウイルスが人間に感染するには、そういった能力をもつ必要があるのですが、鳥や動物、主に鳥類から人間へ感染し、そのウイルスが人間から人間に感染する際にもヒトインフルエンザからその能力を得なければなりません。
新型インフルエンザが発生したのは今回が初めてではありません。
1918年~1919年のスペインかぜの代表的が代表的ですが、当時第二次世界大戦中だったにも関わらず戦争で亡くなった人より、この新型インフルエンザウイルスによって死亡した人数の方が圧倒的に多かったことをとってみても、どれほどの猛威だったかがわかります。
世界の人口の25~30%の人が感染、およそ4000万人が死亡しています。
驚くべき数字です。
その後、57年アジアかぜ、68年には香港かぜ、77年「ソ連かぜ」などが知られています。
現在のところ、新型インフルエンザに対抗する抗インフルエンザ薬はなく、現在備蓄されているワクチンが効かないことも考えられます。
ウイルスがどんな性質を持ち、また感染した場合どんな症状が現れるのかすら分からないのが現状です。
自然災害という認識でも大げさではないかもしれません。
そういった点から予防策を徹底する必要性があると考えられます。
手洗い、うがいをしっかりすることをはじめ、マスクをする、流行している地域はもちろんのこと、なるべく人の集まる所への外出を避ける、睡眠をしっかり摂る、体力、抵抗力を高めるために栄養面に特に気をつけ、ビタミン類やミネラルをバランスよく摂取し、基礎代謝をあげるなど、普段の生活の中で個々が気をつけていくことが重要ではないでしょうか。
また、情報にも敏感でいることが必要です。
各メディアや、HPなどでも新型インフルエンザについての情報がたくさんありますので、それらを参考にするのもいいかもしれません。
厚生労働省
①http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/index.html
②http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/02.html
外務省
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/kansen/influenza/
WHO(世界保健機構)がパンデミックフェーズを定めています。
こちらの最新のフェーズ情報を小まめにチェックするなども有効です。
http://idsc.nih.go.jp/disease/influenza/05pandemic/0511phase.html
この記事は、ロハスメディカルvol28 2008年1月号、厚生労働省HPを参考にし、作成しています。
